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「やちむん」「やむちん」どっち?沖縄の焼き物の伝統工芸品を徹底解説

投稿日:2019年8月28日 更新日:

「やちむん」「やむちん」どっち?沖縄の焼き物の伝統工芸品を徹底解説2

やちむん」って何?
やむちん」?

って人いませんか?

そんな方のために
沖縄伝統工芸品やちむん」について
徹底解説していきたいと思います。

ぜひ最後までご覧くださいね。

「やちむん」「やむちん」どっち?沖縄の焼き物の伝統工芸品を徹底解説3

「やちむん」「やむちん」どっち?

沖縄では焼き物のことを
やちむん」と呼ばれています。

みんなが知っている陶器のことです。
最近はかなり人気のある観光土産となっています。

見た目は、
ぽってりとして厚手のものが多く、
違う産地の陶器と見比べてみると
多少ズッシリとしている印象が強いものが
多いようです。

僕もたまに「やちむん」だか「やむちん」だか、
なんだかごっちゃになってしまい
分からなくなります^ ^

そんなときは、
焼きが「やち」、物が「むん」
という意味と覚えておけば
覚えやすいです。

 

沖縄の焼き物の伝統工芸品「やちむん」のルーツ

「やちむん」「やむちん」どっち?沖縄の焼き物の伝統工芸品を徹底解説1

やちむんのルーツは、
400年以上も前の1600年頃の話で、
まだ沖縄が琉球王国と呼ばれていた時代。

俗にいう「大交易時代」までさかのぼります。

沖縄は周りをぐるっと
海にかこまれている、
資源の少ない小さい島国。

とは言うものの,
目を海の向こうの異国に向け,
船を活かして、かけ橋とすると
沖縄の可能性は海のように
果てしなく拡がっていきます。

その可能性を思いっきり
探し求めていった時代のことを
「大交易時代」といいます。

沖縄はその「大交易時代」に
中国やタイなど周辺の国々との貿易が
盛んになって発展していきました。

貿易を通して、
陶磁器に関しても
中国、朝鮮、東南アジアなどから
技術が入ってくるようになり、
質もよくなっっていきました。

そして、王侯貴族にも
常用されるようになっていき、
それ以後もより一層発展していき、
明治に入る と一般市民にも広まっていきました。

 

「やちむん」とは?徹底解説

「やちむん」「やむちん」どっち?沖縄の焼き物の伝統工芸品を徹底解説4

やちむんは、大きく分けて荒焼(アラヤチ)
上焼(ジョウヤチ)の2種類があります。

やちむんは沖縄のとっても強い日光で
乾燥させています。
二度焼き(素焼き&本焼き)を
行なわない沖縄焼き物やちむん」は、
この乾燥も非常に大切な工程となります。

 

荒焼(アラヤチ)の魅力

荒焼(アラヤチ)は
うわぐすり(釉薬(ユウヤク))を
使わない「焼締め」(ヤキシメ)という技法で
作られています。

水甕(ミズガメ)や酒甕(サカガメ)などの
大きな作品が多いようです。

うわぐすり(釉薬(ユウヤク))とは
焼物の表面にかかっている
焼くとガラスみたいになるもの。

色んな色がでたり、
水が漏れないようにしたり、
汚れをつきにくくしたりします。

植木鉢でよく知られている「素焼き」というのも、
うわぐすり(釉薬(ユウヤク))
のかかっていない焼き物のこと。

「焼き締め」も釉薬(ユウヤク)
をかけずに作られるので、
同じものでは?と思ったんです。

でも違いがあります。
その違いは、焼くときの温度。

焼き締めの場合は、
素焼きよりもさらに高温でじっくりと
時間をかけ、しっかり焼くので、
素焼きよりも割れにくく水を通しづらくなります。

なので、食器やカップなどとしても
使用することができます。

素焼きと焼き締めは一見、
同じもののようですが、
焼成時の温度が違うために
全然違うものになります。

焼き締めは、 釉薬(ユウヤク)をかけず、
自由気ままに、
つまり偶発的な要因のある窯の火で
生み出される表情が魅力の器です。

窯の種類や大きさ、
器物が置かれた窯の中の位置、
火の巡り、その時々の天気模様、
燃料となる薪の木の種類などによって
模様の付き方がまるっきり変わります。

同じときに同じ窯で焼いたはずでも、
ひとつひとつの器が
バラエティー豊かな個性を持った作品となるんです。

色合いも、深い緑色や瑠璃色、真っ黒など
十人十色になります。

つまり焼いてみないと
どんな仕上がりになるのか
分からないってことですね。

備前焼、信楽(しがらき)焼、常滑(とこなめ)焼などが
このタイプの器物です。

荒焼(アラヤチ)が
酒甕(サカガメ)の作りとなっているのは
ただ単にという訳ではなく理由があります。

時間をおいてじっくりと寝かせて保管しておくと、
味が和らいで、深みがでます。

土の力によって食材の美味しさが引き出される。
この理由は酒だけに限らず、
塩豚(スーチカー)や味噌なども同じというわけです。

それに加えて、焼き物としての姿の魅力もあります。

火に当たり、灰をかぶることで、
二つとない独特な表情を見せる焼き締めは、
沖縄に限らず全国に造り手も多くいて、
愛好家もいっぱいいます。

素焼きとは違って、
上焼(ジョウヤチ)ほどではないけれど
高温で焼かれ、十分に焼きしまっているので
日常使用で使えます。

上焼(ジョウヤチ)の魅力

もう一つの「やちむん」の種類の
上焼(ジョウヤチ)は、
うわぐすりに絵つけをほどこします。

原材料としては沖縄本島中部や北部の粘土で、
赤土と白土を上手く組み合わせて、
およそ1200度の焼成温度で焼き上げて作られます。

ちなみに、荒焼(アラヤチ)は、
釉薬をかけないで1000度くらいで
焼かれて作られます。

上焼(ジョウヤチ)は、
荒焼(アラヤチ)よりさらに高温で焼きあげます。

そのため丈夫なのと釉薬をかけて作るため
色彩豊かな作品がたくさんあるのが特長です。

装飾的な仕上がりの食器や
お酒を入れるお猪口や徳利、
花瓶、茶碗、急須など
割りと小さめの作品が多いです。

最近の「やちむん」の定番になっています。

魚、エビ、カニ、花など、
沖縄の豊かな自然がテーマ
となっている温かみのある絵をよく目にします。

バラエティー豊かな絵付けの上焼
色使いや艶に魅力があり、
食卓が華やぐので
普段使いで楽しみたいですね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

やちむん」にもいろいろありましたね。

沖縄焼き物やちむん」は
観光のお土産屋さんでよく見かけます。

あなたも
なんで焼き物?
と思いませんでしたか?

そんな人にこの記事が
少しでも参考になれば幸いです。

ということで、
知れば知るほど
沖縄っておもしろい☆
って思いませんか?

最後までご覧いただき
ありがとうございました。

-沖縄の文化

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